既設のLANを活用した
大規模倉庫の温度の自動管理

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温度 遠隔監視 警報

大規模な医薬品保管倉庫の温度湿度を自動的に管理。

株式会社ツムラ様では、医薬用漢方製剤の品質管理を目的として、東日本物流センターにTR-701AWを導入しました。
埼玉県久喜市にある物流センターは、製品の保管から医療機関への配送までを行う拠点として重要な品質管理を担っています。

地上2階建ての大きな施設では、医薬品の保管に適した空調管理がされています。より徹底した品質管理を図るべく、倉庫内の一定間隔ごとに温度を測定・記録しモニタリングするためにおんどとりが導入されました。

課題とソリューション

大型倉庫の温度・湿度の自動管理を考える場合、大きく分けてワイヤレス対応のデータロガーを使う方法と、ネットワーク接続型の温度計を使う方法の2通りがあります。

東日本物流センターは非常に大型の倉庫ですが、天井の各所に無線LANルーターが設置されていて、倉庫内では安定的な無線LAN通信が可能です。そこでこのケースでは、直接無線LANにつながるTR-701AWが選定されました。

倉庫内の各所に設置された大型の製品保管用ラックにTR-701AWを取り付けます。TR-701AWには温度センサを2本接続できるので、1台で高さの異なる2か所の温度を計測する事が可能です。

計測されたデータは、無線LAN経由で管理センターに設置されたPCに転送されるため、事務所にいながらにして倉庫内の温度をモニタリングできます。

本案件では使用されませんでしたが、おんどとり Web Storage(無料クラウドサービス)にデータを自動送信して外部から温度をモニタリングする事や、温度の上下限値の逸脱を監視し、もしもの場合に警報メールを送信する事もできます。

導入機種

※現在は販売終了している機種です。

こちらの機種の後継機

本件は「株式会社ムーヴ」様が販売を行いました。

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