自動送信の設定をする

無線LAN/有線LANにより、クラウドもしくはパソコンに記録データを自動送信するための設定をします。

注意

クラウド(おんどとり Web Storage)を利用する場合

  • インターネット接続を利用できるネットワーク環境が必要です。
  • 送信されたデータは、おんどとり Web Storage の保存期間を超えると古いデータから削除されます。おんどとり Web Storageのサービス内容や仕様について、詳しくはサービス提供内容/利用規約をご確認ください。

パソコンを利用する場合

  • パソコンにT&D Data Serverをインストールし、データの送信先として利用します。詳しい使用方法についてはT&D Data Serverのヘルプをご参照ください。
  1. パソコンと本体をUSB接続します。
  2. 機器リストで本体のアイコンをクリックし、[自動送信設定]タブを開きます。
    USB接続した機器が、無線LANタイプか有線LANタイプかにより、設定項目が切り替わります。
  3. 無線LANタイプの場合
    有線LANタイプの場合
  4. [設定送信]ボタンをクリックし、設定内容を本体へ送信します。

無線LANタイプを用いた複数の無線LAN接続設定使用例

無線LANタイプの機器は接続先を3つまで設定できます。
いくつかの拠点間を移動して測定を行う場合に、複数の接続先を使用できるようにしておくと便利です。

なお、複数の無線LAN接続設定を行った場合、自動送信のタイミングで以下のように動作します。

  1. [接続設定1]のアクセスポイントに対して接続を試みる。接続できた場合はデータを送信し、[接続設定2]および[接続設定3]への接続は行わない。
  2. [接続設定1]に接続できなかった場合、[接続設定2]に対して接続を試みる。接続できた場合はデータを送信し、[接続設定3]への接続は行わない。
  3. [接続設定2]にも接続できなかった場合、[接続設定3]に対して接続を試みる。接続できた場合はデータを送信し、接続できなかった場合は送信失敗となる。

注意

送信できなかったデータロガー内の記録データは、次の自動送信時にまとめて送信します。ただし、記録モードを[エンドレス]に設定しているデータロガーは、容量8,000個を超えると古いデータから上書きしますので、おんどとり Web Storage / T&D Data Serverで受信したデータを開いたときに、上書き分が抜けている場合があります。