調整方法には、"1点調整"と"2点調整"の2種類の方法があります。
1点調整 | すべての測定値に対して同じオフセットで調整を行う場合に使用します。(グラフ全体を上下することで調整し、グラフの傾きは変化しません) |
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2点調整 | 広い範囲に対して調整を行う場合や、1点調整では対応できない場合に使用します。(グラフの傾きが変化します) |
照度は0から0.01単位、紫外線強度は0から0.001単位の入力になります。また温度・湿度は0.1単位で入力してください。
真っ暗な時(0lx, 0mW/cm²)の調整をする場合に設定します。傾きaを1として、切片bのみを変更した調整式です。
例えば、データロガーの測定値が1.3lxの時に基準の照度計が0lxの場合、"調整前"の値に1.3lxと入力します。
変換式はy=x−1.3となり、全域で−1.3のオフセットとなります。
広い範囲を測定するときに設定します。0lx(0mW/cm²)と、任意の1点との2点間により、傾きaと切片bを計算した調整式です。
例えば、データロガーの測定値が1.3lxと102lxの時に基準の照度計が0lxと100lxの場合、"調整前"の値に1.3と102を、"調整後"の値に100を入力します。この時の傾きaは(100−0)/(102−1.3)=0.993となります。
変換式はy=0.993x−1.291となり、切片は−1.291になります。
"調整後"と"調整前"の入力値の差が±5°C以上にならないように設定してください。
傾きaを1として、切片bのみを変更した調整式です。
例えば、データロガーの測定値が10.2°Cの時に基準の温度計が10°Cの場合、"調整前"の値に10.2、"調整後"の値に10と入力します。
調整式はy=x−0.2となり、全域で−0.2のオフセットとなります。
2点間より傾きaと切片bを計算した調整式です。
例えば、データロガーの測定値が0.2°Cと9.6°Cの時に基準の温度計が0°Cと10°Cの場合、"調整前"の値に0.2と9.6、"調整後"の値に0と10を入力します。この時の傾きaは(10−0)/(9.6−0.2)=1.06となります。
調整式はy=1.06x−0.213となり、切片は−0.213になります。
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