指定した時間帯の記録データを吸い上げてレポート(PDF)を作成する、TR4Aシリーズ専用のアプリです。作成したレポートは印刷、メール添付、サーバ共有などでご活用いただけます。
対応OS: Android OS, iOS
OSバージョン、動作環境はWebサイトにてご確認ください。
T&D Webサイト > ソフトウェア > TR4 Report
レポートを作成したいデータロガーを本アプリに登録します。
機器登録をするとデータロガー内に蓄積したデータを消去し、以下の設定で記録スタートします。
記録間隔: 1分
記録モード: エンドレス
TR4 Reportを起動します。
近く(Bluetooth圏内)にある機器をアプリが検索し、検索順に表示します。
機器名称の初期値: 型番_シリアル番号
対象機器をタップすると、機器登録画面を開きます。
登録コード*を入力します。(必須)
他の項目は登録後に機器設定で変更できます。
*製品付属のラベルに記載しています。
画面下にある[登録]ボタンをタップすると、HOME画面へ移行します。
スマートフォン/タブレットを機種変更した場合は、新たに機器登録する必要があります。
登録済みの機器(上部)と、近くの機器(下部)に分かれてリスト表示します。
近くの機器と通信するには、タップして機器登録をしてください。
ご利用中のアプリのバージョン情報を確認できます。
ヘルプ: 本ヘルプを開きます。
サポート情報: ティアンドデイ製品の最新情報ページへのリンクです。
機器名称、シリアル番号、電池状態のアイコンを表示します。
タップすると機器設定画面を開きます。
タップするとレポート設定画面を開きます。
HOME画面で登録済みの機器をタップして、機器設定画面を開きます。
項目をタップして変更します。
HOME画面に戻るには画面左上にある矢印 () をタップしてください。
TR41A/42A/43A: 全角8文字、半角英数字で最大26文字
TR41/42/45: 全角2~5文字、半角英数字で最大16文字
¥/:;,*?"<>|&' は入力不可 / UTF-8使用
上限警報/下限警報を有効にしてしきい値を設定します。
タップして設定を反映させます。
iOS:
HOME画面の右上にある[編集]をタップします。
リスト右に表示したアイコンをドラッグして、任意の場所に移動できます。
画面右上にある[完了]をタップして並べ替えを確定します。
Android OS:
HOME画面の右上にある[編集]をタップします。
機器名称を長押しすると、ドラッグして任意の場所に移動できます。
画面右上にある[完了]をタップして並べ替えを確定します。
iOS:
HOME画面の右上にある[編集]をタップします。
リスト左に表示したアイコン () - [削除]の順にタップします。
削除した後、または削除せずに前画面に戻るときは、画面右上にある[完了]をタップします。
Android OS:
HOME画面の右上にある[編集]をタップします。
リストを右へスライドすると削除できます。
削除した後、または削除せずに前画面に戻るときは、画面右上にある[完了]をタップします。
コンテナ輸送(複数台)のレポート作成を想定した操作例です。
コンテナを閉じた時点で、対象機器それぞれの[Start]ボタンをタップして始点をセットします。
目的地に到着してコンテナを開く前に、対象機器それぞれの[Stop]ボタンをタップして終点をセットします。
ここからはデータロガーとBluetooth通信できる距離で操作してください。
1台目の[レポート]ボタンをタップします。
レポート設定画面でタイトル、コメントなど、必要に応じて入力・変更します。
[レポート作成]ボタンをタップすると、対象のデータロガーから指定した期間のデータを吸い上げ、レポート(PDF)が作成されます。
必要に応じて印刷・メール送信・共有・保存します。
画面左上にある矢印 () をタップしてHome画面に戻り、2台目の[レポート]ボタンをタップして、1台目と同様に4-5 の操作を行います。
レポートのタイトルを入力します。
必要に応じて入力してください。
有効にすると、以下の計算式で温度データからMKT(平均動態温度)値を自動で計算して、レポートに結果を表示します。
計算式:
MKT = 平均動態温度
ΔH = 活性化エネルギー(標準値: 83.14472 kJ/mol)
R = 気体定数(8.314472 J/mol·K)
T1 = 初回のケルビン温度
Tn = n(任意数)回目のケルビン温度
Start/Stopボタンをタップした日時を表示しています。
機器設定で入力した値を表示しています。
タップすると、指定した期間のデータを吸い上げてレポート (PDF) を作成します。
Mean Kinetic Temperature(MKT: 平均動態温度)
MKTとは、物質が一定の期間を通して変動する温度の影響をうけた場合と同じ影響を与える一定温度です。
欧米の輸送業界で物質の経時変化を評価する値として活用されています。
例:
レポート設定で入力したタイトル、およびデータ期間(データ始点/終点日時)、記録データ数、記録間隔、記録モードです。
機器の名称、機種、シリアル番号です。
期間中、警報ラインのしきい値を超えたかどうかを判定し、表示します。
警報ラインを設定しなければ空白になります。
Alert: 警報ラインを超えた
OK: 警報ラインは超えなかった
設定値: 警報ラインとして設定された上限値*・下限値*です。
記録結果: レポート期間中の最高値 / 最低値 / 平均値 / 警報逸脱積算時間* / MKT*です。
* 未設定時には、バー表示 (−−−−など) になります。
ファイル名は自動で生成します。
機器名称(シリアル番号)_作成日時.pdf
レポート設定で入力したコメントです。
レポート画面の下にあるタブをタップして、作成したレポートの処理を行ってください。
処理を行わずにアプリを終了したり、前画面に戻ったりするとデータは保存されません。
対応プリンタが近くにあれば印刷できます。
添付してメールで送信します。
OSの共有メニューから、共有/保存します。