おんどとりを使って電力測定

電力測定のシステム構成イメージ

さて、このページでは電力測定を行うデータロギングシステムのシステム構成についてご紹介します。 電力測定は様々な分野・目的で行われていますが、まずは基本的なシステム構成です。

システム構成の基本

RVR52で電力を測る

上の図では、電力トランスデューサと組み合わされたRVR-52が子機として動作し、3種類からなる親機(RTR-50、RTR-5W、RTR-57U)を介して管理・解析用のPCへデータを吸い上げるという構成です。
3種類の親機はそれぞれに機能・通信方法が異なっており、システムを構築される際に最適な親機を選択して頂けるようになっています。 ここで、簡単に3種類の親機についてご紹介します。

親機 : 無線通信ポート Wireless Communication Port RTR-50
rtr50
無線通信ポート RTR-50は、「小型防水データロガー無線通信タイプ RTR-5シリーズ」に親機として子機データを無線で収集、また中継機として無線通信距離を伸ばすことができる、親機・中継機両用の製品です。
このRTR-50は、PCとの接続にUSBインターフェースで接続し、子機との間は特定小電力無線でワイヤレス通信を行います。
親機のみとしてではなく、子機との間に電波が届かないエリアがあったとしても、このRTR-50を中継器として利用すれば通信可能なエリアを拡大させることが可能となります。 中継器は最大で255台まで設置可能なため、非常に大規模はシステムを構築することもできます。
>> 無線通信ポート Wireless Communication Port RTR-50 製品紹介ページ
親機 : ネットワーク接続対応無線通信ステーション Web Wing WL RTR-5W
rtr5W
ネットワーク接続対応無線通信ステーション Web Wing WL RTR-5Wは小型防水データロガー無線通信タイプRTR-5シリーズの親機として子機データを無線で収集し、更にインターネットやLANを経由して記録データの収集、現在値モニタリングができる製品です。
このRTR-5Wを使用することで、すでに整備されている社内インフラ(LAN)を利用でき、データロガーシステムの設置場所と管理エリアが離れている場合でも、LANがある限り遠隔でデータの収集・子機データロガーの制御を行うことが可能です。
また、本製品はWebサーバ機能を搭載していますので、インターネットという超大なインフラを利用し、インターネットへの接続が可能な限り世界中どこにでもシステムを設置することができるようになります。
>> ネットワーク接続対応無線通信ステーション Web Wing WL RTR-5W 製品紹介ページ
親機 : データ収集機 Handy Data Corrector RTR-57U
rtr5W
データ収集機 Handy Data Corrector RTR-57Uはデータロガーの記録データを収集するデータコレクターです。 設置場所からデータロガー本体を回収することなく、現場でデータ収集や記録されているデータのチェックが行えます。
RTR-57Uは無線通信によるデータ収集に対応しており、小型防水ワイヤレスデータロガー RTR-5シリーズからワイヤレスでデータを収集したり、データロガー本体をコントロールすることができます。また、ティアンドデイ データロガー本体と光通信やシリアル通信で直接接続することで、データロガーに記録されているデータをRTR-57Uへ取り貯めることが可能です。
>>データ収集機 Handy Data Corrector RTR-57U 製品紹介ページ


これらの親機と組み合わせで、様々なシチュエーションに応じてシステムを構築することが可能ですので、新たにシステムを構築する場合でも、既存のシステムとの入替えや併用でも、とてもフレキシブルに対応します。
また、今回ご紹介している電圧・パルスデータロガー RVR-52と同じRTR-5シリーズとして温度、湿度計測に対応したモデルもラインアップしています。

子機 : 小型防水ワイヤレス温度データロガー Thermo Recorder RTR-51
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Thermo Recorder RTR-51はセンサ内蔵タイプの温度データロガーです。 測定可能な温度範囲は-40~80℃で、記録可能なデータ数は16000ポイントまで記録できます。 記録間隔の設定も可能で、1・2・5・10・15・20・30秒・1・2・5・10・15・20・30・60分 合計15通りから選択することができます。
>>小型防水ワイヤレスデータロガー RTR-5シリーズ 製品紹介ページ
子機 : 小型防水ワイヤレス温度データロガー Thermo Recorder RTR-52
rtr52
Thermo Recorder RTR-52はセンサ外付タイプの温度データロガーです。 測定可能な温度範囲は-60~155℃で、記録可能なデータ数は16000ポイントまで記録できます。 記録間隔の設定も可能で、1・2・5・10・15・20・30秒・1・2・5・10・15・20・30・60分 合計15通りから選択することができます。
>>小型防水ワイヤレスデータロガー RTR-5シリーズ 製品紹介ページ
子機 : 小型防水ワイヤレス温湿度データロガー  Thermo Recorder RTR-53
rtr52
Thermo Recorder RTR-53は外部センサに温度と湿度の両方を計測できるセンサを搭載した温湿度データロガーです。
測定可能な温度範囲は0~55℃、湿度は10~95%RHまで、記録可能なデータ数は温度・湿度各チャンネル8000ポイントまで記録できます。 記録間隔の設定も可能で、1・2・5・10・15・20・30秒・1・2・5・10・15・20・30・60分 合計15通りから選択することができます。
>>小型防水ワイヤレスデータロガー RTR-5シリーズ 製品紹介ページ
子機 : 小型防水ワイヤレス電圧・パルスデータロガー Voltage Recorder RVR-52
rtr52
Voltage Recorder RVR-52は接続した機器が出力する電圧・パルスを計測・記録する電圧・パルスデータロガーです。
電圧入力範囲は0~6.5V 最大30Vまで、カウント可能なパルス数は 0~32000カウントです。 パルスカウント時はイベント記録も可能で、パルス入力時に日付時刻データを記録することができます。記録間隔の設定も可能で、1・2・5・10・15・20・30秒・1・2・5・10・15・20・30・60分 合計15通りから選択することができます。
>>小型防水ワイヤレスデータロガー RTR-5シリーズ 製品紹介ページ

RVR52で電力を測る

では、次に温度や湿度と電力計測を組み合わせた複合システムの例をご紹介しましょう。

電力量と温度/湿度の計測を組み合わせた複合システム例

電力量の測定では、目的のひとつとして温度や湿度との関係も測定/解析したいケースがあります。
例えば、エアコンの電力量と室温/湿度との関係や、冷凍冷蔵庫の庫内温度と電力量の関係など、非常に多岐に渡ります。 最近注目されている環境問題で、CO2排出量の削減や電力コストの削減などで、このようなシステムを導入して効率的な運用を行う企業が増えてきています。

RVR52で電力を測る

上の図では、冷凍庫内の温湿度の計測と同時に、分電盤の電力トランスデューサ※1からの出力パルスをカウントして電力量も計測しているシステム構築例です。
庫内温度/湿度は温湿度データロガー RTR-53で計測し、庫外ユニットのポンプ過熱の温度チェックは温度データロガー RTR-52で計測。電力量は分電盤内の電力トランスデューサー※1にRVR-52を接続して設置。RVR-52のメインユニット(本体)は電波が届きやすいように、分電盤の外に設置しています。

ここでは社内インフラであるLAN(ローカルエリアネットワーク)を用いて、管理/解析用PCと接続する想定ですので、親機にはネットワーク接続対応のRTR-5Wを用いています。
RTR-5Wを用いれば、社内LANはもちろんインターネット回線を利用して遠隔地にあるシステムを管理することも簡単に行えます。

親機と子機との間の通信では、RTR-5Wの最大無線通信距離は約100mのスペックですので、工場や建物内に設置された子機と十分に通信することが可能です。また、もしも電波が届きにくい場所があったとしても、中継器として機能する無線通信ポート RTR-50があれば通信可能な状態にすることも可能となります。


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